産業廃棄物分析
事業活動によって生じた燃えがら、汚泥、廃油等の廃棄物(産業廃棄物)の処分は排出者の責任とされており、適正に処理を行わなければなりません。
埋め立て処分または海洋投入処分により環境中へ排出するためには、事前に分析を行い、有害物質の基準を満たしていることを確認する必要があります。
産業廃棄物の種類・処分方法により、分析項目や基準が異なりますが、当センターでは適切な分析方法に基づき結果を提供しております。
なお、PCBにより汚染されている可能性のある廃棄物については、定められた方法で分析を行い、PCB含有量に応じて適切に処理する必要がございます。
詳細は下記リンクをクリックしてください。
関連法・基準など
- 特別管理産業廃棄物の判定基準(環境省)
- 産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2月17日 環境庁告示13号)
- 特別管理一般廃棄物及び特別管理産業廃棄物に係る基準の検定方法(平成4年7月3日 厚生省告示192号)
主要測定機器のご紹介
誘導結合プラズマ質量分析計 (ICP-MS) |
金属元素の分析に用います。原子吸光法よりもさらに低濃度の金属元素の定量が可能です。 |
原子吸光光度計 |
フレーム法、水素化物発生法、電気加熱法に対応。種々の金属元素の分析に用います。 |
ガスクロマトグラフ (GC-ECD) |
複数の装置を、分析対象物ごとに使い分けています。アルキル水銀、PCBの分析に使用します。 |